函館といったらイカ♡朝市でイカを釣ってすぐ食べよう


観光地として人気の函館。

夜景などを巡るのも素敵ですが、やっぱり食は欠かせない!
ということで、函館名物「イカ」を朝市で釣って食べるプランのご紹介です♪

小さなお子さんからお年寄りまで誰でも簡単にチャレンジでき、楽しくて美味しくて朝から笑顔になること間違いなし。

函館駅からすぐなので、旅行の際にはぜひ訪れてみてください。

函館駅から徒歩3分の「函館朝市」


函館駅を出てすぐ。
昭和20年に地元生産者が立ち売りからはじめたこの市は、いまでは年間200万人近くが訪れる函館の玄関口として人気を博しています。


大きな建物内や路面にたくさんの個店が立ち並び、カニやうになどの海鮮物をはじめ、青果や衣料品など数多くの商品が所狭しと売られています。


1〜4月は朝6時、5〜12月は朝5時から営業しているので、他へ観光に行く前にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。

大人気のイカ釣り

そんな函館朝市の中でも目を引くのが、今回チャレンジする「活イカ釣り体験」


イカ釣りはいくつかのお店が催していますが、せっかくなので駅二市場内にある「元祖」のお店へ伺いました。

休日には行列ができ、早いと朝7時頃には全てのイカが釣られきってしまうという人気ぶり。


売り切れないよう、イカ釣り体験がスタートする6時ちょっと前に到着。この日は平日だったこともあり、1番乗りでした。


毎日釣れたての活イカを何百と仕入れているそうで、開店直前には業者さんがたくさんのイカを水槽へ納品していました。

まずは受付で料金を払うのですが、価格は“時価”。
その日の市場価格に連動して「1パイ○○円」という値付けに。
ちなみにこの日は990円でした。

1,000円前後でイカ釣りが体験でき、さらにすぐ調理してもらって食べられるなら、かなりお得ではないでしょうか。

イカ釣りに挑戦!

受付を済ませたら、さっそく釣り方の説明を受けます。


トゲトゲの針がついた竿でイカを引っ掛けて釣るのですが、ポイントは耳の部分に引っ掛けること。
足を引っ掛けると水や墨を吐かれる可能性が高いそうです。

ただし耳で釣っても吐かれるときは吐かれるそうなので、そうなっても笑える服装で行くのが良さそう。


準備ができたらさっそく釣りスタート!

重さでなく“一パイ”単位のお支払いなので、なるべく大きなイカを狙いましょう。

すごく簡単そうなのですが、元気なイカは「スイッスイッ」と滑るように針をよけてしまうので、意外に難しい。

「そこの大きいの、逃げないで〜!」とキャーキャーやっていると…


やっと


釣れた!

狙い通り、大きくて元気な活イカをGETです♡

釣れた瞬間、グイーーッと引きもしっかり感じられます。

さっそくイカのお造りに

釣れたイカはスタッフさんがすぐお造りにしてくれます。


毎日何百のイカを捌いているだけあって、さすがの包丁さばき。


先ほどまで元気に泳ぎ回っていたイカが、一瞬で食べ物に変身しました。


活きイカは身が透明でコリッコリ
お箸で持ってもこのように身がピン!としています。


口に運ぶと…


うーん!コリコリっとした食感が気持ちよく、爽やかな甘みが味わえます。

白く熟成した身のようにまろやかな感じではなく、まさに爽やか。
スッキリした味わいと歯ごたえにハマります。


そして脚はまだ動いており、お醤油につけると水分に反応し、さらにぐにょぐにょと元気に動き回ります。

うひゃ〜と少しびびりながらパクリ。

お醤油入れが吸盤で持ち上がった

すると、「吸盤が舌にくっつくー!」
生きた吸盤が口の中でも動き回り、舌などに貼り付いてきます。
慣れないとびっくりですが、すぐには噛み切れないほどの弾力が楽しめて美味しいです。


自分で釣ったばかりのイカを味わう私の隣では、観光客が続々とイカ釣りにチャレンジ。

大人も子供も海外の方も、みんなワーキャー言いながらイカを釣っています。

まだ6時台なのに、みんな笑顔。
朝から元気を補給できる、素敵なコンテンツでした。

おまけ


ちなみにこちらのイカ釣り店では、1回体験するごとに“クジ引き”が引けます。
中にはえきに市場で使えるお買い物券などが。


さっそく市場の中にある海鮮屋さんで、地のボタンエビを購入。
本来は一尾500円ですが、100円分の買い物券があるので400円でOKでした。


活きたままのボタンエビをその場でさばいてもらってパクリ。

噛むと“ビクッ”と身が震え、私もビクッとなりましたが、命に感謝しながら感謝。
爽やかなのにまったりと濃厚な甘みが噛むほどに沸いてきて、とても美味しかったです。


他にもえきに市場には、その場で食べられるグルメがたくさん。
2階には1コインで朝から海鮮丼が食べられる食堂などもあります。

最後に

今回は函館駅目の間にある朝市で、「活イカを自分で釣ってすぐに食べる」というプランをご紹介しました。

市場の中にある水槽なので誰でも気軽に挑戦できますし、早朝から営業しているので他の観光地を巡る時間と被ることもありません

朝から笑顔になれて、心もお腹も満足できる活イカ釣り体験。
函館に訪れる際は少し早起きして、ぜひ訪れてみてください。

本プランの概要

<お勧めの時期>
年中(年末年始はお休み)
<本プランでお世話になったお店>
函館朝市 駅二(えきに)市場
<本プラン全体の予算目安>
時価(1,000円前後くらい)
<本プランのスケジュール目安>
朝6時から売り切れまで。
(営業時間は季節などによって異なる可能性があります。詳細は公式HPよりお問い合わせください。)
<オススメの持ち物>
なし