釣った魚を居酒屋で料理してもらおう&地元の名物を食べよう@香川県高松


釣った魚は現地で食べることこそ醍醐味!
そんな方のために全国各地の「釣った魚を料理してくれるお店」を探して記事にしています。

今回は香川県の高松から、そんな願いを叶えてくれる&地域ならではな名物をいただけるお店を紹介します♪

初心者さんに優しい高松の釣り船


今回釣りに訪れたのは、高松駅から車で10分、電車なら沖松島駅から徒歩10分にある釣り船「ONE PIECE(ワンピース)」さん。

詳細は先の記事で書きましたが、初心者さんに優しくて竿など釣りに必要な道具は全てレンタルOK


船のスタッフさんが釣り方も実演しながら教えてくださいます

釣った魚を針から外す…などのサポートも積極的にしてくださるので、私もこんな感じで


真鯛や、


高級魚のハタを無事に釣ることができました。

そしてONE PIECEさんもうひとつの特徴は「魚を捌く」サービスがあること。


釣った真鯛は船長さんに姿造りにしてもらいました

そしてハタはどうするかというと、地元の居酒屋さんに持ち込みです♪
釣ったばかりの魚を、地域で美味しくいただきましょう。

高松の魚を持ち込める店「はじめの一歩」


魚と共に訪れたのは、高松の繁華街「瓦町」にある居酒屋「はじめの一歩」さん。


こちらは店主が釣り好きで、店内には魚拓をはじめ釣りに関連したグッズが飾られています。

お客さんも釣り好きが多いようで、お店に入ったら前日も釣りをしていたという常連さんを紹介していただき、この辺りで何が釣れるか…など教えていただきました。

釣りたてのハタを預けたら席へ。
のんびりお酒など飲みながら、どんなお料理にしていただけるかワクワク待ちます。

釣った魚が美味しい料理に♪

少しすると釣った魚のお料理が出てきました。

ハタのお造り


まずはハタのお造り。
見るからに上品な白身が食欲をそそります。


口へ運ぶと、そのプリップリな弾力にびっくり。
白身なので当日は旨味控えめかと思いましたが、思ったより旨味も強く、噛む毎にじゅわじゅわ美味しい汁が沸いてきます。

添えてあるスダチを絞ると、爽やかな香りが甘みを引き立てて、より味わい深く。


そして一緒に盛ってある皮目のついた切り身は「炙り」

皮目がコリコリで香ばしく、より甘みが強いです。
魚は身と皮の間に旨味成分が多く含まれるというので、皮を残した「炙り」はよりダイレクトにハタの旨味を感じることができるのです。

ハタの天ぷら


次に出してくださったのは天ぷら。


さっくさくの衣の下には、フワッフワで舌でほぐれるほど柔らかな身が隠れていました。
衣に含まれる油と塩が、より身の甘みを引き立ててくれます。

ハタの塩焼き


最後はハタの塩焼き。

お刺身と天ぷらでお腹が膨らんできていましたが、塩焼きの香ばしい香りでリセット。
また食欲がわいてきます。


骨の周りや頭を使ってくれており、余すことなくハタを食べ尽くせます。
これらの部位も旨味が強く、優しい繊維を感じながら身を噛み締めると、旨味成分がじゅわわっと溢れ出てきて幸せに♡

ハタをお刺身、天ぷら、塩焼きと贅沢に3つのお料理で味わい尽くしました。

名物「骨付き鳥」を味わう

ここまででも十分満足なのですが、ぜっかく高松へ来たのだから地元の名物もいただきましょう。

実は釣りの際に地元の方から聞いたのですが、丸亀・高松にはうどん以外にもうひとつソウルフードがあるそう。

それは「骨付き鳥」
丸亀で発祥した骨付き鳥はそのサイズ、味わい、歯ごたえが魅力で、地元ではお祝いの場でも食べられるそう。

香川=うどん…と思っていたので、これはチャレンジしなくては!と追加でオーダーしました。

そして15分ほど。テーブルに運ばれてきたのがこちらです。


骨付き鳥(ひな鶏)


私の顔くらいある巨大さにびっくり!

ジュ〜ジュ〜と耳にも美味しい音が響き、魅惑の脂がしたたっています。
この脂がまた美味しくて、添えてあるキャベツを浸して食べるのだそう。

骨付き鳥には「親鶏」と「ひな鶏」の2タイプがあります。
今回は初心者に優しい、柔らかな「ひな鶏」。

親鶏は歯で食いちぎれないほど歯ごたえがあって、初心者さんは苦労するほどなんだとか。
しかしひな鶏以上に旨味が強く、地元では人気なんだそうです。


熱々の骨付き鳥をさっそく豪快にがぶり!

噛んだ瞬間、驚くほどの旨味エキス&脂がジュワワワワ〜と沸き出してきます。(気を付けないと顎や服に垂れます)

塩・胡椒を中心に味付けもパンチが効いていて、これはクセになる味。

高松・丸亀の人たちがソウルフードとして長く愛する理由がわかりました。

最後に

今回は高松で「釣った魚を地元の居酒屋さんに持ち込んで、料理してもらう&地元の名物を食べる」プランをご紹介しました。

自分で釣った魚を地域でいただくのはもちろん、地元の方にオススメしてもらったご当地グルメをいただくのも特別な体験♡

ただ美味しいだけじゃない。
楽しい思い出として残ること間違いなしなので、ぜひチャレンジしてみてください。

本プランの概要

<お勧めの時期>
年中
<本プランでお世話になったお店>
・釣り船 ONE PIECE
・飲食店 はじめの一歩
<本プラン全体の予算目安>
約11,000円+魚の料理代など
・釣り船代:11,000円(小学生9,000円)竿などのレンタル代も全て含む。
・魚の調理代は魚種・サイズ・数によって前後します。詳細はお店にお問い合わせください。
※料金は変更になる可能性があります。詳細は直接ご確認ください。
<本プランのスケジュール目安>
5:30  港に集合
    竿などを借りて、準備ができしだい出港
5:45  レクチャーを受けて釣り開始
    時間はたっぷりあるので、休憩を挟みながら自分のペースで楽しみましょう。
14:30 釣り終了
14:15 帰港
    いったん休憩
18:00 お店へ移動
    釣った魚を調理してもらって堪能
<オススメの持ち物>
・ 100円均一で軍手やガーデニンググローブを買っていくと、魚や針で手を傷つけるのを防げます。親指、人差し指、中指を第一関節くらいまで切り取ると細かい作業がしやすい。更に手にフィットする薄手の手袋を中にすると、ニオイがつくのも防げます。
・100円均一で先の長いペンチなどを買っていくと、魚が針を飲み込んでしまったときなどに外しやすいです。
・★酔い止めは普段酔いにくい人も必ず飲むようにしましょう。アネロンが特にオススメです。
・タオルがあると、魚をつかんだり、汚れを拭いたりするのに便利です。貸してくれる釣り船屋さんもあるので、予約の際に確認するのがオススメです。
・★船の上で食べ物、飲み物の販売はありません。船に乗っている時間を計算し、予め購入していきましょう。
<その他>
・本プランは必ず魚が釣れることを保証するものではありません。自然が相手であることをご承知下さい。