【後編】伊東にいくなら「のんびり朝市→昼釣り→居酒屋まんぷくプラン」がお勧め!


今回は伊東で「のんびり朝市→昼釣り→居酒屋まんぷくプラン」をご紹介。

前編では朝市で地の金目鯛を使った「のっけ飯」を食べ、初心者さんに親切な釣り船「田中丸」でイサキなど旬な魚を釣りました。

前半の「朝市〜釣る」編はこちらをご覧下さい。

釣った魚を美味しくお料理


お邪魔したのは伊東港から車ですぐ(徒歩20分ほど)の「居酒屋 板八」さん。

田中丸さんのHPには「4名から」となっていましたが、事前にお願いすれば何名からでもOKのよう。

ニコニコした店長に魚を渡すと、
「あら、イサキ釣れたんだね〜!よかったね!」
と褒めてくれました。

ビールをいただきながら待っていると、お料理を出してくださいます。

イサキの洗い


さっそく登場したのはイサキ。
店長のお勧めは「洗い」だそうです。

洗いといえば鯉など川魚のイメージでした。

「この時期のイサキは臭みが少ないんだけど、洗いにすることで身もしまって更に美味しくなるから試してみて!」

ということで、さっそくパクリ。

わー!本当に身が締まっていて

美味しい!

店長のおっしゃる通り、全く臭み・クセもないし身がしっかり締まっています

口にいれたときはサッパリなのですが、プリプリ弾力のある身を噛んでいると、どんどん甘みが滲み出してきます。

パクパク箸がすすんでしまい、一瞬で完食。

レンコダイの塩焼き


レンコダイはシンプルな塩焼きに。

火を通すことでふわっふわに仕上がった白身は上品な味わい。
じゅわっとした旨味に表面に振られた塩が丁度いいです。

サバの立田揚げ


下味がしっかりついていますが、サバ自体の味わいが濃いため負けていません。

釣り立てで血抜きをしたため(血抜きも船で教えてもらえます)、臭みが全くなくて旨味だけを感じられます。

カサゴの丸揚げ


見た目は固そうですが、箸をいれると身はふわふわ・ホロホロです。

優しい甘みにほっとして、ついつい箸が進みます。

サバのカレー焼き


だいぶお腹が膨らんできたところで、再びサバが登場。

シンプルなお料理と思ったら、食欲をくすぐる香り…カレーです!

サバ自体の濃い旨味に、カレーの香りとスパイシーさが合わさって美味しい。
これは子供も大人も嬉しい一品です。お酒もすすみます。

イサキのお吸い物


〆に出してくださったのは、イサキのアラで出汁をとったお吸い物。

びっくりするくらい大きくてふわっふわの卵が入っています。

こちらがまた優しいのに出汁がしっかりでていて絶品。
〆にぴったりのお椀でした。

これだけおいしい料理をたくさん出していただいて、調理台は1人2,000円
幸せまんぷくになりました。

さいごに

今回はゆっくり出発でも楽しめる、「朝市→昼釣り→居酒屋まんぷくプラン」をご紹介しました。

せっかく伊東なので、合間に温泉を挟むのも楽しそうです。

美味しい海鮮をただ食べるのも良いですが、「自分で釣る」というオプションを入れてみるのもお勧めです。

今回の「イサキの洗い」「サバのカレー焼き」のように、思わぬお料理に出会えるかも!

旅先の選択肢に、ぜひ入れてみて下さい。

前半の「朝市〜釣る」編はこちらをご覧下さい。

本プランの概要

<お勧めの時期>
年中
※季節によって釣れる魚や釣り方は様々です。
<お世話になったお店>
・釣り船屋 田中丸
・飲食店 板八
<全体の予算目安>
約14,500円
・朝市ののっけ飯で500円
・乗船、竿などレンタル、仕掛け、エサで11,000円
・調理代とドリンクで約3,000円(釣った魚の調理代はこのときで2,000円)
※船の料金などは変更する可能性があるので、予約時に確認してください。
※飲食店での支払いはドリンクの飲んだ量などで異なります。
<スケジュール目安>
10:00 伊東駅
10:10 伊東朝市
    のっけ飯など、朝市を楽しむ
11:30 伊東港へ
   レクチャーを受ける
12:00 出港
12:20 釣り開始
    時間はたっぷりあるので、自分のペースで休憩しながら楽しみましょう
16:40 釣り終了
17:00 帰港
17:30 飲食店へ移動
    釣った魚を料理してもらう
※船や飲食店の営業時間は変更する可能性があるので、予約時に確認してください。
<オススメの持ち物>
・汚れて、濡れて良い服装(寒さや日焼けの対策はやりすぎなくらいで丁度いいです)
・100円均一で軍手やガーデニンググローブを買っていくと、魚や針で手を傷つけるのを防げます。親指、人差し指、中指を第一関節くらいまで切り取ると細かい作業がしやすい。
・100円均一で先の長いペンチなどを買っていくと、魚が針を飲み込んでしまったときなどに外しやすいです。
・★酔い止めは普段酔いにくい人も必ず飲むようにしましょう。アネロンが特にオススメです。
・タオルがあると、魚をつかんだり、汚れを拭いたりするのに便利です。貸してくれる釣り船屋さんもあるので、予約の際に確認するのがオススメです。
・★船の上で食べ物、飲み物の販売はありません。船に乗っている時間を計算し、予め購入していきましょう。
<その他>
・本プランは必ず魚が釣れることを保証するものではありません。自然が相手であることをご承知下さい。