【東京湾の巨大アナゴ】憧れの「とったどー!!!」に初心者さんも挑戦しよう♪


テレビで見る「とったどー!!!」「巨大○○を釣り上げろ」といった企画。
芸能人しかできないのか…と思ったら、実は一般の初心者さんでもOKな釣り船が身近にありました。

それが木場にある「深川 吉野屋」さん。
初心者さん大歓迎な「都心出発の釣り船」で取材に行った際、オーナーさんにオススメいただいたのが、

「巨大クロアナゴ釣り」

なんと体調1mを超す大物がゴロゴロいて、“アナコンダ”なんて異名を持つそう…!!

レンタル&レクチャーするから、初心者さんでもお気軽に♪とのことで、さっそくお邪魔してきました。

再びの吉野屋さん


吉野屋さんは、ベテランはもちろん初心者さんに超人気!
来るたび初心者さんグループに会うほどです。

その理由は、「好立地(都心)」「手ぶらOK」「丁寧で優しいレクチャー」に。

「クロアナゴ」なんて上級者向けかと思いましたが、スタッフさんに聞いたところ、全くの初心者さんでも大丈夫とのこと。

全身でアナゴと格闘できるよう、100均のレインコート着用

釣りスポットについたらレクチャーしますよー!ということで、大物が釣れることを祈りつつ出港です。


ヱビス様への大量祈願も忘れません。

アナゴを狙うのは夜のため、出港は17:00。
釣りスポットまで50分ほど移動したので、到着したときはすでに夕暮れです。

釣りスタート!


さっそくレクチャー。

金属の「ジグ」はオモリ&目立つように。現地で購入できます!

エサのついた針を海底まで落としたら、底をトントンとリズミカルに叩きます。

アナゴが食い付くと竿先がふるえるなど異変があるそうですが、それでも同じようにトントンし続け、グンッと引っ張られたら竿を上に持ち上げて“あわせ”(引っかけ)ます。


ここでもう一度「釣るぞー!」と宣誓して、釣りスタート。

トントントントン・・・

トントントントン・・・

「異変ないな〜」


と思っていたら、隣のおじさんの竿がグググーッと曲がり。
糸を巻いていくと…


釣れた!!
って、でっかい

そしてその隣のおじさんも同じく大きなクロアナゴを。

生命力が強いので、釣りが終わるまで船の足元に放っておく人が多いらしく…。


私の足元に流れ着いてきました。デカいのが2匹。
両方1mは越えていそうです。

これがアナゴ?と疑いたくなる巨大さ。まさにアナコンダ

私も釣りたい〜!ということで、その後もトントンを続けます。

釣れる日は多い人で10本も釣れるらしいのですが、この日はあまり釣れず…。
「このまま0匹だったらどうしよう…」と焦ったそのとき、

私の竿にぴくぴくっと異変!

トントンを続け、グッと引き込まれた瞬間に竿を上にぐいっと持ち上げたら、「ズーーーン!」と重み


きたーーーーーー!!!

ここからが大変。とにかく重くて重くて、手が震えます
でもやっと引っかかってくれたクロアナゴ。逃がしてなるものかー!とがんばり…


なんとか、釣れたーーーーーー!!!!

これまで認識していた普通のアナゴとは明らかに違う大きさ。
細身ですが、余裕で1mは超しています。


ちなみに大きな子だと、こんなサイズ。
もう本当にアナコンダ…。

こんなのが海の中にウヨウヨいるのかと思うと、ちょっと怖いです(笑)

私は1匹しか釣れませんでしたが、それでも「何人前?」という大きなクロアナゴが釣れて大満足の結果でした。

釣り船屋さんで捌いてもらう

港に着いて、オーナーの手が空いたタイミングでお願いすると、無料でクロアナゴを捌いてくださいます


巨大でも捌き方は普通のアナゴと一緒。


目打ちをして、首元から一気に包丁をいれます。

鮮やかな包丁さばき。一瞬でデカアナゴが食材に変わりました。


ただ違うのはサイズ…。
敷き布団のように折り畳まれたアナゴなんて、初めてみました。。

うーん、大きい。


いつもは飲食店に持ち込んで料理してもらいますが、ここまで捌いてもらった&こんなおもしろい食材はなかなか手に入らない。
ということで、初めての自宅でクッキングです♪

自宅で巨大蒲焼き丼にチャレンジ

丸々は大きすぎるので、1/3ほどで蒲焼き丼風なものを目指します。


まず血合いなどを水で洗い、熱湯をかけて包丁の背でヌメリをとりました。


その後、フライパンで皮面をしっかり焼きます。(グリルに入りませんでした。汗)
このフライパン大きいやつなんですが…ギリギリ。


その後、醤油やみりんなどでタレをつくり、フライパンで照りがでるまで煮焼き。
とにかく厚みがあるので、きちんと火を通す&味を染み込ませるために、じっくりと。

そうして完成したのが…


ドーーーーーーン!!
こちらです。

下にご飯があるのですが、全く見えない。。

ひと切れ持ってみると…


厚みもすごい!!笑

アナコンダ(クロアナゴ)の味はどうなんだろう…と、恐る恐る口に運ぶと…


え!意外に美味しい!!!

正直、味は期待していなかったのですが、普通に美味しいです。

冷めてくると通常のアナゴに比べて身が固くなってしまいますが、しっかり煮込んだおかげでタレも染みており、美味しい。

温かいうちは身もふわふわで、皮目はぷるっぷる
臭みなどもなく、美味しくいただくことができました。


サイズが大きいので、途中で海苔やワサビで味変しつつ、お腹いっぱいで完食です!

最後に

いかがでしたか?

まるでテレビ企画のような、アナコンダ…もといクロアナゴ釣りチャレンジ

大物は成人男性でも1匹で筋肉痛になるほどの、強い引きが味わえます。
もちろん写真映えも間違いなし!
友達に自慢できちゃいます。

初心者さんでもレンタル&丁寧にレクチャーしてくれるので、気になった方はぜひ試してみてください♪

本プランの概要

<お勧めの時期>
春〜夏
(毎週土曜など限定されているので、詳しくは釣り船屋さんのHPをご確認ください。)
<本プランでお世話になったお店>
・釣り船屋 深川 吉野屋
<本プラン全体の予算目安>
・女性 約7,500円
・男性 約9,000円
・中学生以下 約5,500円
※乗船代、竿レンタル、針など購入費を含む
<本プランのスケジュール目安>
16:30 釣り船屋に集合
    受付けなど
17:00 出港
18:00 レクチャー
    釣り開始
20:30 釣り終了
21:30 帰港
※船の営業時間は変更する可能性があるので、予約時に確認してください。
<オススメの持ち物>
・汚れて、濡れて良い服装(寒さや日焼けの対策はやりすぎなくらいで丁度いいです)
・100円均一で軍手やガーデニンググローブを買っていくと、魚や針で手を傷つけるのを防げます。親指、人差し指、中指を第一関節くらいまで切り取ると細かい作業がしやすい。
・100円均一で先の長いペンチなどを買っていくと、魚が針を飲み込んでしまったときなどに外しやすいです。
・★酔い止めは普段酔いにくい人も必ず飲むようにしましょう。アネロンが特にオススメです。
・タオルがあると、魚をつかんだり、汚れを拭いたりするのに便利です。貸してくれる釣り船屋さんもあるので、予約の際に確認するのがオススメです。
・★船の上で食べ物、飲み物の販売はありません。船に乗っている時間を計算し、予め購入していきましょう。
<その他>
・本プランは必ず魚が釣れることを保証するものではありません。自然が相手であることをご承知下さい。